世田谷区の耐震リフォーム建設会社・工務店

竹内建設株式会社

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リフォーム

リフォームとリノベーション

リフォームという言葉は最近世間的にも良く聞かれる言葉だと思います。そしてこのリフォームという言葉が何を指すのかと言えば、私の感覚では、建物に関して部分的、表面的な補修をする事を指しているのだと思います。築後間もないうちの改修であれば表面的な補修でも充分です。しかしある程度の時間が過ぎれば、それだけでは解決しきれない問題点も出てきます。そこで登場するのがリノベーションという考えです。
リノベーションとは大規模な補修をし、建物に新たな価値を与えること、を指します。それには建物を骨組みの状態まで戻すことも想定します。これにより、建物の内面の補修をも可能とし、新たな機能と空間の中、建物は生き続けることが出来るのです。

建物の寿命

建物の寿命を決める指標として物理的劣化と相対的劣化の二つがあげられます。物理的劣化は、物や機能の寿命ですので現象として把握しやすいものです。前述のようにリフォームで対応します。耐震性のような絶対的な機能の寿命、または躯体内部の劣化であればリフォームだけでは心許ない感じがします。もう一方の相対的劣化とは今現在の社会状況と照らし合わせてどうかということです。まだまだ使えるけどなんとなくこの建物って今風じゃないなぁ、まさにこの感覚も寿命を決めるひとつとなります。逆に今風じゃないほうがいいと考えるのであれば寿命は延びることになります。 このようなことも考え総合的に判断できるのがリノベーションの面白いところです。

もう一つの寿命

リフォームの動機としては、様々かと思いますが、それが大規模になればなるほど、費用がかかります。建物の寿命については、もう一つ経済的寿命という考えがあります。いくらお金をかけても得られる効果が少ないと考えるときです。そのような場合は新築工事をおすすめします。また、2階建てを3階建てにしたい、地下室が欲しいという場合は、リノベーションでは対応しかねますので、同様に新築工事をおすすめします。
ただ、その前に確認したいのが、建物に対する想いです。

中古住宅の魅力

中古住宅に関しては、下手にリフォーム済みなんて書かれてあると逆に心配になります。体はボロボロでも表面だけ化粧し直している、悪いところが隠されているだけではないかと思うからです。売り手側としては少しでも高値で売ろうと自分のお金を出してリフォームするわけです。どこまでお金をかけるでしょう?「見てくれがよくなれば・・・」そんな声が聞こえてきます。そこにわざわざお金をプラスするならば、何も手をつけていない中古住宅ほど魅力を感じます。ここが悪いのだなと理解した上で、自分なりの生活に合わせ、自分なりに手を加えていくことが出来る。それが中古住宅の魅力であって、リノベーションの楽しい所です。そしてどんな事態になろうとも土地は残ります。土地のみを購入希望のお客様は中古住宅ごとの購入を選択肢に入れると新たな可能性が拡がるかと思います。